年末だよ 全員集合! 2016

201712月24日、ケアセンター・グループホーム合同の年末行事を行いました。
毎年、数か月前から職員が話し合い、準備をしてきた、姉川の里の一大イベントのひとつです。
当日のスケジュールは、下の通り、盛りだくさんです。

まずは、昼食の鍋パーティーから始まります。

職員が前日から時間をかけて作った特製肉団子と職員イチオシのお出汁の入った、ちゃんこ味のお鍋です。

当日は、利用者の皆様も準備を手伝って下さいました。
主婦歴の長い皆さんは、野菜もあっという間に切り終わり、「肉団子は3つずつやで」「野菜はもう入れたほうがいいんちゃうか」と、とても手際よく準備を進めて下さっていました。

全員で「いただきます」の後は、お鍋を黙々と食べて下さったり、味の感想を言いあったり、世間話をしたりと、賑やかな雰囲気の中で、ごはんも進み、たくさんおかわりして食べていただけました。

ゆずやエビのすり身入りの特製肉団子も、締めのうどんも、とても好評でした♪

昼食の後は、一息ついて、もちつきです。

毎年お世話になっている地域のボランティアの皆様に来ていただきました。

利用者様がもちつきをする前に、まずは「穀(ごく)つぶし」です。

聞きなれない言葉なので、利用者様に意味を聞いてみると、
米粒をつぶす作業のことを言うようで、お餅の出来上がりが左右される大事な作業なのだそうです。
ほとんどの利用者様が意味を知っていたということでしたが、初耳の職員も多く、勉強になりました。
それが終わると、ボランティアの方々に続き、利用者様が順番にもちをついて下さいました。

毎年年末には必ずもちつきを行っていた利用者様も多く、どこか嬉しそうな様子で、「久しぶりやからなあ」と言いながら、掛け声と手拍子に合わせて、手慣れた様子で、もちをリズムよくついて下さいました。

つき終わったもちは、すぐに丸め、定番のきなことあんこをまぶし、できたてを食べていただきました。

やっぱりつきたては、あたたかくやわらかく、一味違いますね。


昼食直後でしたが、おかわりする人がほとんどで、利用者様の食欲にびっくりです。
「もっと下さい!」と、大きな声で職員を呼んで下さる利用者様もいるほどでした。

合計3回、もちつきを行い、正月のかがみもち用のおもちもしっかり用意することができました。

最後は、職員が1年の思い出をまとめた思い出スライドショー「思い出シアター」の上映を行いました。

真剣に眺めて下さっていたり、時に笑いが起きたりと、職員も利用者様もこんなこともあったなあとしみじみと1年を振り返りました。

上映終了後は、司会の職員と管理者から終わりの挨拶をし、あっという間に今年の年末行事も無事終了です。

年末最後の行事を楽しく利用者様と行うことができ、楽しい1年だったなあと思ってもらえているといいなあと思います。