認知症研修会

12月18日、講師の方をお呼びし、認知症に関する研修会を行いました。

講師の方からは、認知症の人に寄り添い安心してもらうことの大切さや、そのために環境を整えることの大切さ、その安心が認知症の進行を遅らせることに何よりも効果的であること、などについて教えていただきました。
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また、認知症の方のよくある問題行動とされていることについての事例がいくつか挙げられ、どのようにその行動が引き起こされるのか、どのようにすれば安心してもらえる環境をつくることができるのか、自分達ならどうするか、他職員と話し合う時間も多く設けられていました。
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日々業務に追われている中で、なかなかひとつひとつの行動についてじっくり考えたり話し合いをすることができていないため、貴重な時間を過ごすことができました。

一人一人認知症の原因や症状は違うため、個々人をよく見るようにした上で、それら対応策や接し方について話し合うことは難しいですが、専門職として自覚を持ち、考える習慣をつくること、あきらめず理解しようと努めていくことが大切だということを実感しました。
そして、認知症状で困っている利用者様と、少しずつでも向き合っていくことが、職場環境のストレスも変えていくということも学びました。

今回の研修をきっかけとして、職員全員が、利用者様の“安心=笑顔”につながる介助や声かけができるように考え、仕事をしていかなければならないなと思いました。